40代の転職に再就職支援制度という片道切符

 大手企業がリストラ策の一環として行っている、再就職支援制度なるものをみなさんはご存知でしょうか?企業の再就職支援制度とはリストラに応じれば従来の退職金の金額に加算金が加わり、自己都合退社ではなく会社都合退社になる制度のことです。再就職支援制度は会社によっても多少異なりますが、自己申告を行い2年間とか期限があります。

 

 そしてその期限内に会社が契約している人材紹介会社で転職活動を行い、無事に転職先が見つかれば会社を退社することになります。企業のなかには特定の人材紹介会社でなくても、自由に転職サイトや転職エージェントを選び転職活動を行ってもよいところもあります。

 

 ただ会社が契約している人材紹介会社であれば人材紹介会社も一般の転職者とは違い、コンサルタントがより親身になって転職活動を支援してくれる可能性はあります。ある大手電機メーカーに勤める48歳の男性も、この再就職支援制度を利用しました。

 

 アメリカの大学を卒業し世の中がバブル景気に沸く最中に大手電機メーカーに入社したこの男性は、営業やここ数年は得意な英語を活かし海外向けの広報を担当していました。しかし近年は海外の企業もあまり日本企業の情報に興味がなく、どんなに努力しても結果を出せませんでした。

 

 そのため社内での自分の評価は下がり、給与もカットされました。そんな時にあるセミナーに参加し参加者全員が会社には頼らない生き方を求める人々の集まりで、そのセミナーがきっかけでそれまでの会社軸から自分軸に方向転換をしたといいます。そしてついに会社の再就職支援制度に応募したのです。

 

 結局ヘッドハンターの誘いで外資系企業に転職することが決まったこの男性ですが、最後に「会社にいれば安心な時代ではもうない」と述べています。会社の再就職支援制度は応募したら、後戻りはできない片道切符です。野心と意欲があるのなら、あなたもこの片道切符に懸けてみてはいかがでしょうか?



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